科目名 □ヒューマンインタフェース
担当教員   一ノ瀬 裕     
対象学年   3年   クラス   [412]  
講義室   12105教室   開講学期   後期  
曜日・時限   火3   単位区分   選択  
授業形態     単位数   2  
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

ヒューマンインタフェースとは、コンピュータやその他の機械を使って人のコミュニケーションを支援する技術のことであり、認知科学・心理学・知覚生理学・コンピュータサイエンス・人間工学・工業デザインなど幅広い分野に関係する。本講義では、ヒューマンインタフェースの基本を、できるだけ人間側に重点を置き、最新の研究動向を含めて講義する。  

講義計画 /Class Structure

内容
1 概要
講義の進め方、ヒューマンインタフェースとは
2 基礎知識
有効数字、正弦波、実効値、対数、デシベル、補助単位
3 音の基礎知識(1)
音の三要素(音の大きさ)、音圧レベル
4 音の基礎知識(2)
音の三要素(音の高さ、音色)、スペクトル、音の性質
5 聴覚機構、発話機構、音声認識、音声合成
聴覚器官の構造、発話器官の構造、音声生成、音声操作、音声認識、音声合成
6 光と色の基礎知識
光に関する単位、光の三原色・色の三原色、表色系
7 視覚機構
視覚器官の構造、立体視の要因、顔の認識
8 入出力機器のしくみ(1)
キーボード、マウス、スキャナ
9 入出力機器のしくみ(2)
ディスプレイ
10 入出力機器のしくみ(3)
プリンタ、マイクロホン、イヤホン・スピーカ
11 わかりやすい操作画面
CUIとGUI、構造化ユーザインタフェース
12 バリアフリー、ユニバーサルデザイン
点字、色使い、手話、情報バリアフリー、Webアクセシビリティ
13 身の回りのヒューマンインタフェース(1)
非接触ICカード
14 身の回りのヒューマンインタフェース(2)、まとめ
見まねロボット、ブレインマシンインタフェース、まとめ
 

学習・教育目標/Class Target 1.音・光の物理特性や人間の知覚・認知特性を理解する。
2.コンピュータの入出力機器のしくみ、わかりやすい操作画面の設計・評価手法を理解する。
3.バリアフリー・ユニバーサルデザインの考え方、身の回りのヒューマンインタフェースを理解する。  
評価基準/GradingCriteria 総合点でつぎのように評価する。 ・秀:90点以上 ・優:80点以上 ・良:70点以上 ・可:60点以上  
評価方法/GradingMethod 小テスト(10点)、レポート(20点)、期末試験(70点)により評価する。  
受講上の注意/Class Rules ・毎回オンラインでの小テストを行うので、ノートPCを持ってくること。  ・講義の順番・内容は進捗状況などにより変更することがある。  
受講制限/Prerequisit  
関連する科目/Related Class 音声・画像/処理・理解、マルチメディア  
教科書/Text
著者名  
著書名  
出版社名  
ISBNコード  
指定図書/Assigned Books
著者名 山岡俊樹 他  
著書名 ハード・ソフトデザインの人間工学講義  
出版社名  
ISBNコード  
著者名 山岡俊樹 他  
著書名 構造化ユーザインタフェースの設計と評価  
出版社名  
ISBNコード  
参考文献/Bibliography
著者名 田村 博  
著書名 ヒューマンインタフェース  
>出版社名  
ISBNコード  
著者名 吉川 榮和 他  
著書名 ヒューマンインタフェースの心理と生理  
>出版社名  
ISBNコード